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ペーパークラフト製作状況(041118)、全身初公開!!

2004.11.18-02:25 #531

 オーブロボのペーパークラフト。一応、全パーツのすり合わせがまとまったので、ver.0.5として、全身組立て写真を初公開!!
 まずは、一番かっちょいい、見上げアングルをどうぞ。
 すげー。写真映りいいな、おまえ(笑)。
 これはまだ、普通コピー用紙で作ってるので、へろへろだけど、ハガキくらいの厚さのに印刷して組立てれば、ビシッとなるはず。

 今までは半身(腕や脚は右のみ)しか描いてなかったけど、さきほど、初めて左も描いて(当然、反転複写だけどね)、全身を組立ててみた。
 前面のフンドシというか、レッド機の機首というか、その再現が困難だったので、こんなもんでどうだろう。 あと、背中と横腹の噴射ノズルは、もう少し形状を直す。

 頭の後も、直すかもしれない。
 なんどもいうけど、腕の樽形状と、ルーズソックスは、俺の技術では再現不能。円筒形にしちゃう。
 1/250なので、模型のサイズが20センチ。結構大きいよ。
 今週末には、β版の型紙を公開予定。



ねこぱんち!
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玉造さんポスターの巻

2004.11.14-02:56 #526



有限会社 馬場鉄工所!

熱き漢気(おとこぎ)燃えている 愛と優しさ知っている
年齢性別故郷(くに)越えて 英知と技術が集結だ
サポートは任せろよ 愛の戦士たち
最強のメカを 造ってやる
永久機関 サテライトZ 転送 AI バイオ
人工生命体 超伝導 鋳物 流体 鍛冶 気体
ああ 有限会社 馬場鉄工所!

(ナレーション:馬場ちゃん)
古代の女王卑弥呼によって封印されたネズロン帝国が現代に復活。
五つの玉の精霊に加護され、ネズロンに立ち向かうオーブファイブ。
「有限会社馬場鉄工所」の実態は、その5人をサポートする技術者チーム、国家特務機関特殊装備研究開発部。なげぇ!
まあ、私ら自身は親しみを込めて「工場(こうば)」と呼んでるんですわ!

:--

芙蓉パウロ博明「んー、大将、いきなり「社内報つくれ」とか言い出して。まいったな」
尾藤一郎「......ふぅ。ただいまです」
芙蓉「あ、びとさん。お疲れ様です」
尾藤「ん? 芙蓉さんだけですか」
芙蓉「えぇ。みなさん帰りました。大将は......」
尾藤「大将は上で寝てましたよ」
芙蓉「やっぱり。なんか、さっき電話きて「ママにアタックする」とか訳わからんこと言ってました。久々に豪徳寺会長がお見えだったので、飲まされたんじゃないですかね」
尾藤「そうなんですか。ママに聞いたら、大将は梅酒の梅の実をちょっとかじっただけだって言ってましたよ」
芙蓉「......」
尾藤「明日は、大将の顔、見れないね」
芙蓉「いや。見れますよ。たぶん、すぐにここに連れてこられますよ。また仮眠室でしょ」
尾藤「あぁ。で、芙蓉さん、どうしたんです、こんな遅くまで。急ぎのはないはずでしょ」
芙蓉「実は、これ」
尾藤「何ですか......社内報?......の原稿ですか?」
芙蓉「そうなんですよ。大将が、いきなりいいまして。「表向きは、芙蓉さんが広報担当だから」って。こんなのやったことないし」
尾藤「......おつかれちゃん」
芙蓉「ち、ちょっと待ってくださいよぉ、びとさん」
尾藤「いや、俺、明日は昼前に鋳型なんですよ」
芙蓉「まじっすかぁ。びとさんも、表向きは、これの編集長っすよ。協力してくださいよ」
尾藤「......まあね。総務課長みたいな俺だからね」
芙蓉「そうっすよ」
尾藤「しかし、ネタなんかあるんですか」
芙蓉「あり過ぎるほどあるんですけど......」
尾藤「......公表できない!」
芙蓉「そうです!」
尾藤「......」
芙蓉「大将、社内報作って、司令部やキヌサヤに配るとか言ってるんですよ」
尾藤「今時? 意味ねーっすね」
芙蓉「でしょ」
尾藤「社内報なんかより、玉造さんで広告ポスター作りません?」

芙蓉「なんで、玉造さん限定なんですか」
尾藤「いや......深い意味はないけど......」
芙蓉「びとさん、玉造さん狙いっすか?」
尾藤「何いってんの! 玉造さん、みんなに人気あるじゃん。それだけだよ。もういいです。社内報の事は、俺が明日、大将に言っておきますよ、やめましょうって」
芙蓉「お願いします(にやり)」


 ってことで、まぁ、玉造さん壁紙をアップしたかっただけなんだけど、ネタにしてみた(笑)。
 壁紙は、こちら↓
 tama1024.jpg(1024*768サイズ)
 tama800.jpg(800*600サイズ)
 ※二次配付禁止。お玉さん、ぷよぱぱさんには、当方での加工掲載許可をいただいてます。


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玉猫戦隊オーブファイブ 肇間田各

2004.11.12-01:39 #524

 これもうろ覚え似顔絵シリーズじゃないよ(笑)。
 芙蓉パウロ博明につづき、現時点での、俺の肇間田各像。
 すしバーさんの説明では「どこからともなく重火器をいっぱい出してきますが、これは転送ではなく、圧縮です。とんでもない重火器がポケットにしまってあって、取り出して展開します。ただ、小さくとも質量は変わらないので、あくまで、自分が持てる重量までしか持ち歩けません」とのこと。さらに、工場で一番長身だそうで。
 力は割とあるだろうなと。大柄かノッポか悩んだんだけど、大柄系に。馬場ちゃんとキャラがかぶらないように、おっさん顔の20代ってな感じ。服装も、地味好みで、ウグイス色のカーディガン(笑)。
 ちなみに、端にいるのは、再利用だけど、ボスボロットではありません。



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玉猫戦隊オーブファイブ 芙蓉パウロ博明

2004.11.12-01:38 #523

 うろ覚え似顔絵シリーズじゃないよ(笑)。
 まだキャラ絵が発表されていない、芙蓉パウロ博明。
 すしバーさんの「芙蓉パウロ博明(ふようひろあき)さんは、転送の担当です。だいたい工場にいて、いろんなものを色んな場所に転送してます。ただし、Zさんの衛星でも追跡できない場所への転送は不可能です」という設定を聞いて、現時点での、俺の芙蓉像。
 洗礼名(?)がついている事から、なんとなくジョン・レノン風を狙ったんだけど、怪しい新人理容師になっちゃった(笑)。
 ちなみに、端にいるのはボスボロットではありません。



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玉猫戦隊オーブファイブ ネズ神博士登場(1)

2004.11.11-01:40 #522

 ネズ神博士登場(1)


<特務機関KINUSAYAの諸君、我はネズロン帝国の指揮参謀、淑大僧正である>
 オーブクローラーでもサテライトZからの回線を受け、司令部の天井スクリーンに、淑大僧正の姿が映し出される。
 映るその顔は、威厳......というよりは、一方的な威圧感に満ちている。
「総員、乙種警戒待機!」
「了解。総員、乙種警戒待機」
 虎ケン司令の指示に、秘書アンドロイド・タンタンが復唱。
 警報。
 その途端。
「オツシュ」
「オツシュケイカイタイキ!」
「オツシュケイカイ!」
「ソウイン、ソウインタイキ」
「オツシュケイカイ」
「オイッース! コエガチイサイ!」
 でじー達が、一斉に騒ぎ出した。
「えぇい、お前達、うるさい!」
 虎ケン司令が怒鳴る。
「でじー(ず)ハ 「動揺」トイウ 感情ヲ 覚エ始メタ ノ デス」
 タンタンが冷静に応える。
「うむぅ......。まぁ、いい。オーブファイブにも通報をかけてくれ」
「了解」
<オーブファイブはじめ、諸君らの活躍、誠に敬服する>
「Z君。これは?」
 工場(こうば)とのホットライン・モニタに映った謎野Zが、即答する。
『まだヤツらが垂れ流している電波をサテライトZが受信しただけです』
「なるほど。これを見越して、淑大僧正は、一方的に送信してるんだな」
『はい。先程のネズロン反応も、たぶん、これの事だと』
「まだ接続はするな」
『はい、司令』

:--

「シャワーコックをひねった途端に、ブレスレットが鳴ったわ。ネズロンが現れたの?」
 ミキが、バスタオルで髪をぬぐいながら、研究室に戻ってきた。
<しかし、我々偉大なるネズロン帝国も、もう容赦はしない!>
 淑大僧正の一方的な通信は、なおも続く。
「え!? 回線に入ってきたの?」
 ミキは、通信モニタと謎野を交互に見る。
「いや。サテライトZが傍受......というか、ネズロンが無差別に送り付けた通信を、サテライトZが受信したんです。こちらからはまだ接続してませんよ」
「小癪ね。なんてずうずうしいんだろ」
<今のうちに手を引くことだな。我々は、この地球を滅ぼしたりはしない!>
「何を、訳わかんね事いってんだ!」
 珍しく馬場が真面目な顔で怒っている。
<この通信は、もちろん見ていることだろう......尾藤一郎>
 淑大僧正が、突然、尾藤の名を告げると、研究室のメンバー全員が、尾藤に目を向けた。
「!?」
 尾藤本人は、一瞬驚いたが、すぐに、通信モニタを睨みつけた。
<尾藤一郎、ご苦労であった。もうネズロン帝国に......邪魔皇帝陛下のもとに、戻るがよい。貴君の任務は終了した>
「尾藤さん!」
 皆が、一斉に尾藤に声を浴びせる。いや、馬場だけは、黙って、尾藤を凝視している。その視線の先は、尾藤の目。
「!! 貴様ぁ! どういうつもりだぁ!!」
 尾藤は、馬場から視線をそらさず、怒鳴った。もちろん、モニタの先の淑大僧正には聞えないが、尾藤は、発作的に叫んでしまったのだ。
「Zさん。回線、ネズロンに繋げてください」
 馬場がいう。やはり、尾藤から視線をそらさない。
「し、しかし......。ここの場所が特定される恐れが......」
「繋いでください!」
 謎野の言葉を遮り、馬場が一喝すると、謎野は、無言で端末機を操作する。
 が。
「だめです。接続できません」
『今は許可するわけにはいかん!』
 虎ケン司令だ。
「しかしっ! 尾藤さんが!」
『馬場! てめぇ、殺すぞ!』
「......了解。あんたに殺されるなら本望だが、今はちょっと納得いかねぇ。頭、冷やしますわ」
『おう』
<尾藤、あの場所に迎えを出す>
 そういうと、モニタから、淑大僧正の姿は消えた。
 その時、ミキは、思い出した。
(あの、初めてオーブに出会って、宿命を知った日も......尾藤さんは、確か......淑大僧正と......)
「大将! 俺は......俺は!」
 尾藤は、しっかりと馬場の目を見つめて、訴えた。
「尾藤さんよぉ......」
 馬場が、ひと呼吸置いて、続けた。
「なめんなよ。あんたは俺らを信用してないのかい?」
 次の瞬間、馬場は、いつもの笑顔に戻った。
「さぁさ、作戦会議だね」
 大岳が、いつの間にか、手にどぶろくの一升瓶を下げている。
「まだ、乙種待機だから、私も、もう少しここにいて大丈夫ですよね」
 ミキが言うと、
「ここの方が、ある意味、情報早いっすよ!」
 謎野がおどけて返事をする。

:--

 通信を切ったあと、淑大僧正は、ひとりで悦に浸っていた。
「ふはは。これで、オーブの連中も仲間割れをするだろう。尾藤が居なくなれば、やつらが、我ら幻魔城の亜空間航行に追いつく技術の開発が、ますます遅れる。うまくいけば、尾藤は、こちらに寝返る。そうすれば、願ったり叶ったりじゃ!」


 (2)へつづく


 玉猫戦隊オーブファイブ 第13話「出た!最強最悪の新幹部登場だぞ!」より


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ペーパークラフト製作状況(041107)

2004.11.09-00:04 #519

 オーブファイブロボのペーパークラフト製作状況の続報。

 腕の試作品。

 画期的な仕組み(笑)を考案したので、その試作。この腕、1部品からできている。展開すると、肩アーマーから手首まで1枚のパーツになっていて、その割には簡単に組める。
 前腕は、もう少し太い方がいいね。本当は、すしバーさんの元デザインのように、前腕は樽状にしたいんだけど、無理。ただの円筒形で許してください(笑)。
 脚も、基本的には同じ仕組みで設計できると思うので、もう少しこの腕を格好つけてみる。


ねこぱんち!
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玉猫戦隊オーブファイブ ネズ神博士登場(0)

2004.11.08-03:18 #518

 ネズ神博士登場(0)


 暗雲が覆う空。
 雷鳴がとどろく中、大型の鳥が一羽、飛んでいる。
 いや、鳥を模した小型飛行艇、邪魔ソプターだ。
 ソプターは、その前方にぼんやりと浮かぶ、岩とも宇宙船とも見える巨大な浮遊要塞=幻魔城に吸い込まれるように入っていった。

:--

「邪魔(ジャマー)皇帝閣下、お呼びでしょうか」
「淑大僧正! ドウナッテイルノカ!」
「はっ。タマテクト採掘基地の件、全力をあげて取り組んでおります」
 淑大僧正は、大きくかがみ、返事をする。
「エェイッ! ソノヨウナ戯ケタ事デ通用スルト思ッテオルノカ!」
 謁見室の奥から、邪魔皇帝の声が響く。
「おーぶ奪還ハ、ドウナッタノジャ! ちまちまシタ事ナド、ワシハ求メテオラン!」
「はっ!」
「一刻モ早ク、まいくろどらいぶヲ完成サセルノジャ。淑大僧正、貴様ハ「そのためだけに」見込ンダノジャ。ソレガ出来ヌトアラバ......」
「はっ。心得ております、皇帝閣下」
「亜空間トノ行キ来ハ簡単ジャ。ダガ、亜空間デハ何モデキヌ! コノ三次空間ヲ支配シテコソ、真ノ帝国ジャ!」
「如意!」
 返事をする淑大僧正の拳が、小刻みに震えていた。

:--

「もう、やんなっちゃう。台風が上陸するまでは、まだ27時間はあるはずでしょ!」
 水しぶきをあげて、自転車をこぐミキ。
「まったく、リーダーを何様だと思ってるんだろ」
 猛ダッシュ。乗っていた自転車を放り出し、ビルに飛び込む。
「ふぅ!」
 まるでシャワーを浴びた後の猫のように、手を広げ上半身を震わせる。しかし、そんな事をしても、無意味だ。
 エスカレーターを降り、工場(オーブ特種装備開発研究部の通称)の研究室に駆け入る。
「はいっ! 肉まんと、ハーゲンダッツ!」
 ミキが差し出した袋は、ぐしゃぐしゃだ。
「おい、なんだよ、そ......」
 言いかけた黒島の口を塞ぎながら、大岳がミキに近寄る。
「ありがと」
 袋を受け取ると、水浸しの中身をひとつずつ取り出している。
「ミキ、シャワーしてきな。......ほぅら、うまそうだねぇ」
 ふやけた肉まんにかぶりついた。
「俺も、いただきます」
 尾藤がそう言ったのをきっかけに、皆が寄ってきた。

:--

「大将、ネズロン反応です!」
 定時スキャンをしていた謎野が叫んだ。
「強力です。ですが、反応があった周囲には怪人はいないんですよ。今のところ、被害もないです」
「なんですと! その回線、クローラーへもつないでください」
「了解!」
 その時。
<特務機関KINUSAYAの諸君......>
 通信スクリーンに、淑大僧正の顔が映った。


 (1)へつづく


 玉猫戦隊オーブファイブ 第13話「出た!最強最悪の新幹部登場だぞ!」より


ねこぱんち!
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実は、こんなの作成中

2004.11.07-00:55 #516

 無謀にも、また、新しいことを始めた(笑)。
 こんなのを設計している。
 オーブファイブロボのペーパークラフト。

 過日のCAD図面や、プラモデル箱絵を経て、だいぶ、立体としての線のつながりが把握できてきた。
 一番面倒なボディの形状がなんとかなったので、うれしくて、公開する。
 当然試作品で、β版どころかα版。まだまだ改修が必要だけど、これでも、自己満足度はかなり高いんだ(笑)。

 まだ「のりしろ」を作ってないので、組立てるのに苦労した(笑)。
 完成品は、A4用紙4枚程度に納めたいね。
 ちなみに、これ、1/250。劇中設定が50Mなので、縮尺計算しやすくするため。
 請う期待......は、しないでね(笑)。


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プラモデルの箱絵

2004.11.01-02:32 #505

(クリックすると実物大(笑)の画像を表示)
 今日の作業。
 オーブロボのプラモデル発売に向けて、その箱絵案を書いてた。どうも、イマイチだけど、まぁ、CADデザインを元に書いたからなぁ。コンセプトデザインを書いてくれたすしバーさんのやつより、頭が大きいかな。
 もう少し修正するね。


追記(2004.11.01)
 画像を微修正した。実物大画像の方は、150dpiで13センチ×19センチの大きさです。


ねこぱんち!
不条理み○きー:「追記: 企画書 玉猫戦隊 オーブファイブ」
♪お玉つれづれ日記♪ 〜沖縄美人画報〜: 玉猫戦隊 オーヴファイブ 【リーダー★オーブ・レッド】
俺育て!虎ヘッド風味:熱闘ブログ編: アニメーターの苦労がわかってきたけど・・・。
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玉猫戦隊オーブファイブ 再会

2004.10.30-02:25 #501

「再会」


 真っ黒に塗られた小型ヘリコプターが静かに夜空を飛んでいる。
「尾藤さん、とても調子いいですよ」
 操縦桿を握るパイロットが言う。
「常温超伝導体を組み込んだだけで、嘘のように騒音が消えている」
 後部シートに座る黒ずくめスーツの男=特務機関KINUSAYAのエージェントも感心している。
「俺は知識を提供しただけです。これはうちの大将自ら設計した機体です。でも、ちょっと狭いですね。きっと大将じゃシートに収まりませんよ」
「だから尾藤さんが随行するように言われたんですかね?」
 それに、尾藤は苦笑まじりに応えた。
「いや。大将の「消音コネリー号」ってネーミング案を満場一致で却下したんで、へそ曲げちゃったんですよ......と、この辺りですよね、オーブ反応が出たのは」
 と、通信機に入電が来た。
『そちら方面に、ネズロン反応です!』
 工場でサテライトZを操る、謎野Zの声だ。
「まじかよ!」
「やばいな。ネズロンもオーブを察知して、追っているのかも知れない。急いでくれ!」
 エージェントが身を乗り出すようにして言った。
「何としても守らねば。猫田ミキ......オーブレッドを! シンクロする前にやられては元も子もない!」

「あ、あれじゃないですか? あの球状の光」
 地上に向かって急降下して行く光をみつけた尾藤。
「低空へ!」
 エージェントが言った、その時。
〈大丈夫だ。手出しはさせない〉
 機内に、低く、柔らかい声が響いた。いや、皆の脳内で響いたのかも知れない。
「オーブ!?」
〈彼女とシンクロする〉
「よし。何とかもつな。......あそこだ。あのネズロンどもの方に、もう少し近づいてくれ!」
 エージェントが拳銃を構える。
 キュィン!
 その大きさと形状に似付かわしくない、金属音のような音と共に、細いレーザーが地上のネズロンめがけて放たれた。

 キュィン!
「何!?」
 纏ったローブの裾にレーザーを被った淑大僧正は空を見上げた。
「不覚! 邪魔者か。落ちろ、カトンボ!」
 太い杖をヘリコプターに向けて振ると、その先から細かい波動が突き進んだ。
 ヘリコプターが少しバランスを失う。ダメージを受け、ハッチが開いてしまう。
 尾藤が、ハッチを締めようとした途端、第二波が来た。
「うわぁっ!」
「尾藤さんっ!」
 尾藤は機外に放り出されてしまった。地上に落下。しかし、不思議とダメージはほとんどなかった。
 尾藤の回りをネズロン兵が取り囲んだ。
「パンサーネズー、お前は玉を追え!」
「はい、淑大僧正様!」
 ネズロンモンスター=パンサーネズーは、素早い動きで、光の方へ跳躍していった。
「オーブを追ってください!」
 尾藤はヘリコプターから顔をのぞかせるエージェントに叫ぶ。
「俺とオーブと、どちらが重要ですか! 早く!」
「......了解、すぐ援護が来る!」
 真っ黒のヘリコプターも、光る玉とパンサーネズーを追って消えた。
「お前たちも行け!」
 淑大僧正は、パンサーネズーが消えた方向を杖で示した。
「チュチュー!」
 ネズロン兵たちは、軽く敬礼すると、パンサーネズーに続いた。
 数秒間の沈黙。それを打ち消したのは、淑大僧正の方だった。
「久し振りだな、尾藤」
 名前を呼ばれ、驚く尾藤。
「先程、貴様の脳波を察知したので、ここへ呼んだ」
「はぁ? いったい誰だ!?」
「ふっ。判らんか。貴様の研究成果ファイルをいただき、同時に、大学の破壊工作をしたのは、我だ」
 淑大僧正は、不敵な笑みを浮かべた。
「......お前......吉行か!」
「昔の名は、そんなようだったかも知れん。今は、淑大僧正。我の能力を評価してくれた邪魔皇帝陛下に、身も心も捧げた。過去を捨てた男だ」
 額に角が生え、頬はそげ落ち、眼光は鋭くなってはいるが、確かに、尾藤のかつての友・吉行の面影はある。
「吉行、俺をどうする気だ、しかし、なぜ......」
「尾藤、貴様は有能だ。ネズロン帝国に来い。邪魔皇帝陛下に従い、共に理想の世界を作ろう」
「断る!」
「くっ、慈悲を与えたものを......」
 チュドドーン!
 淑大僧正が言い終わらないうちに、爆発音が聞えた。
「!! しくじったか!」
 きびすを返しながら、淑大僧正が言った。
「また逢おう! 尾藤、貴様は、一生、我の影を見ながら生きるが良い。わははははは」

「吉行......淑大僧正......」
 尾藤は、その場に立ち尽くす。
 エージェント達のヘリが戻ってきた。
「尾藤さん!」
「......歩いて帰る」
「しかし、ここからどうやって?」
「うるさいっ、放っておいてくれ!」
「そんな事、できませんよ。困らせないでください!」
 KINUSAYAのエージェントは、半ば無理やりに、尾藤を機内に押し込んだ。
 中には、少し脅えたように体をこわばらせた娘もいた。
「君が、猫田ミキさん? 大丈夫だから......よろしく、尾藤です」
 尾藤は、この場は、かろうじて笑顔を繕った。
「やつは、どうしました?」
 エージェントの問に、尾藤は、
「劣勢と判ったんでしょう。すぐに逃げました」
 そう言って、ミキの方を見た。さっきよりいくらか冷静な顔で。



ねこぱんち!
ぷよぱぱの雑記帖:【玉猫戦隊オーブファイブ】 猫田 ミキ 登場 【前編】
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俺育て!虎ヘッド風味:熱闘ブログ編: 馬場鉄工所のメンツ確定
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